2017年2月27日(月)、円形講堂にて梅花高等学校3年生による「卒業感謝礼拝」が守られました。
いつもの礼拝とは少し趣が異なり、卒業式を前に、卒業できることを感謝する礼拝となっています。
同志社香里中学校・高等学校で聖書を教えていらっしゃる富田正樹先生をお迎えし、「最期までに伝えることができれば」というテーマでお話ししていただきました。
先生ご自身のお父様に対して、様々な葛藤を抱えながら、最後には感謝の言葉を伝えることができ、自分はラッキーだったとお話しされました。
もし今、両親や周囲の人に反発したり、照れ臭かったりして感謝の気持ちを伝えられなくても、亡くなるまでに伝えることができれば良いんですよ、というメッセージは、3年生の心に残ったことと思います。
「愛なる女学校」として、「感謝」の気持ちを大切する心は梅花の教育理念の一つですが、押しつけられるものではなく、自ずと生まれてくる感情です。
他者から向けられる愛情や思いやりに気が付き、それに対して感謝の言葉を口にできた時、自分も他者も肯定でき、自らの幸せを実感できるのかもしれません。
卒業を前に、これまでに出会った人たちのことを今一度思いだし、今は難しくても、いつか心から感謝の気持ちを一人一人が伝えられるよう願っています。
いつもの礼拝とは少し趣が異なり、卒業式を前に、卒業できることを感謝する礼拝となっています。
同志社香里中学校・高等学校で聖書を教えていらっしゃる富田正樹先生をお迎えし、「最期までに伝えることができれば」というテーマでお話ししていただきました。
先生ご自身のお父様に対して、様々な葛藤を抱えながら、最後には感謝の言葉を伝えることができ、自分はラッキーだったとお話しされました。
もし今、両親や周囲の人に反発したり、照れ臭かったりして感謝の気持ちを伝えられなくても、亡くなるまでに伝えることができれば良いんですよ、というメッセージは、3年生の心に残ったことと思います。
「愛なる女学校」として、「感謝」の気持ちを大切する心は梅花の教育理念の一つですが、押しつけられるものではなく、自ずと生まれてくる感情です。
他者から向けられる愛情や思いやりに気が付き、それに対して感謝の言葉を口にできた時、自分も他者も肯定でき、自らの幸せを実感できるのかもしれません。
卒業を前に、これまでに出会った人たちのことを今一度思いだし、今は難しくても、いつか心から感謝の気持ちを一人一人が伝えられるよう願っています。