梅花中学校・高等学校では、毎年全校生徒を対象に短歌へ親しみをもち、自らも詠む機会を設ける場として「山川登美子短歌文学賞」を開催しています。
山川登美子は、梅花中学校・高等学校の前身である梅花女学校出身の明治時代に活躍した女流歌人です。
幼少より学業成績と併せて、和歌・習字・絵にも才能を如何なく発揮する才色兼備の子女として育ちました。
文芸雑誌『明星』では与謝野晶子と歌才を競い合い、一躍その名を世に広く認めらました。
梅花では、山川登美子の文学的実績を称えるとともに、生徒の知識・教養を高め、新たな才能や優れた感性を発掘することのできる学びの場となっています。
300を超える予選の中から、理事長賞、校長賞、優秀賞そして佳作、入選の短歌が選ばれました。
先日行われた創立記念礼拝で表彰された五首を紹介します!
【理事長賞】
戻らない たった一度の 青春と プリーツスカート 思い出の数 《高校3年》
窓開けて 涼しき風を 求めても 入ってくるのは セミの声だけ 《中学1年》
【校長賞】
新学期 ひこうき雲の 跡追えば 遠い友への 想いがつのる 《高校1年》
箱の中 輝く宝石 あふれでる 母の思いが つまる弁当 《中学2年》
【優秀賞】
炎天下 色を失う 向日葵に 命吹き込む ひとときの雨 《高校3年》
山川登美子は、梅花中学校・高等学校の前身である梅花女学校出身の明治時代に活躍した女流歌人です。
幼少より学業成績と併せて、和歌・習字・絵にも才能を如何なく発揮する才色兼備の子女として育ちました。
文芸雑誌『明星』では与謝野晶子と歌才を競い合い、一躍その名を世に広く認めらました。
梅花では、山川登美子の文学的実績を称えるとともに、生徒の知識・教養を高め、新たな才能や優れた感性を発掘することのできる学びの場となっています。
300を超える予選の中から、理事長賞、校長賞、優秀賞そして佳作、入選の短歌が選ばれました。
先日行われた創立記念礼拝で表彰された五首を紹介します!
【理事長賞】
戻らない たった一度の 青春と プリーツスカート 思い出の数 《高校3年》
窓開けて 涼しき風を 求めても 入ってくるのは セミの声だけ 《中学1年》
【校長賞】
新学期 ひこうき雲の 跡追えば 遠い友への 想いがつのる 《高校1年》
箱の中 輝く宝石 あふれでる 母の思いが つまる弁当 《中学2年》
【優秀賞】
炎天下 色を失う 向日葵に 命吹き込む ひとときの雨 《高校3年》